かんむし(疳虫)は乳幼児の神経症状の俗称として使われ、現代医学では「小児神経症」と呼ばれ病気ではありませんが、夜泣き、かんしゃく、怒りっぽいなどの状態がしばらく続きます。
生まれ持ったその子の気質や個性、また、小さなお子様は刺激に敏感で心身のバランスを崩しやすいこと、感情をうまく処理できないことなどが原因となり、不快感やイライラの感情を「キーキー」叫んだり、暴れたりすることで表現します。
一般的にかんむしは1歳ごろから出るようになり、2~3歳頃をピークに5歳頃には落ち着くと言われており、だんだんと心身が発達するとともに感情の処理もできるようになり、自然とおさまっていきますので、あまり怒らず、あたたかい目で見守ってあげることが肝心です。
とは言え、実際に1日中相手をするお母さんにとっては非常に難しいことです。
お母さんがまいってしまうケースも少なくなく、お子さまにとても、お母さんにとっても良い状況ではないので早目の解消が望ましいと言えます。
かんむしの症状
- ベットに置くと泣き出し、抱っこしていないと寝ない
- 何もなくても突然激しく泣き出す
- かんしゃくを起こす
- イライラして不機嫌
- キーキーと奇声を上げたり、暴れたりする
- 何度も夜泣きをする
- 食欲がない、食べむらがある
- 叩いたり、噛みついたりする
などの症状が見られます。
また、かんむしのお子さまによく見受けられる特徴として・顔色が青白い・眉間のに青筋がある・髪の毛が逆立っているなどがあります。
かんむしの原因
かんむしの原因としては以下の様なことが関係しています。
■お子様の生まれつきの気質、性格
生まれつき敏感、虚弱タイプの赤ちゃんが、少しの刺激でも敏感に反応してしまう場合
■過度の刺激
光、騒音、長時間の移動、テレビゲーム、幼稚園での出来事や緊張感など、赤ちゃんや幼児の体が耐えられる許容範囲を超えた刺激を受けた場合
■生活習慣
日常の生活習慣が大きく関わっており、糖分のとり過ぎ、不規則な生活習慣、運動不足などが関係している場合
■触れ合い不足
保育園に預ける時間が多い、下の子が産まれるなどお母さんとの触れ合いが少ないことによる安心感の欠如、抱っこしてほしいなど甘えたい欲求が満たされない場合
■伝わらないもどかしさのストレス
脳が発達することでやりたいことなど意思がはっきりして来た時期に、それをうまく伝えられない場合
かんむしの対処法
■病院での対処法
かんむしに対する効果的なお薬はまだなく、漢方薬が処方されたり、日常生活でお子様のストレスが溜まらないようにするためのアドバイスや、ご両親へのカウンセリングが行われるのが一般的です。
■かんむしのセルフケア
・やさしく抱っこしてあげる・優しく声をかける・背中をトントンする・頭をなでる抱っこやおんぶをして少し歩く・他のことで気を紛らわせる・個性だと割り切る・スキンタッチ・ベビーマッサージなど、お子様がリラックスできることを習慣にして下さい。





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