花粉症とは?

花粉症で困っている女性

花粉症は季節性アレルギー反応とも呼ばれ、花粉に対する免疫反応として起こります。
通常、鼻や目、のどなどの粘膜に杉やヒノキなどの花粉が付着すると、体の免疫システムがこれらを異物とみなし排除しようとしますが、花粉症はその過程で免疫システムの過剰な反応(アレルギー反応)が起こり、鼻水、くしゃみ、鼻づまり、目のかゆみなどが現れます。

2008年に行なわれた全国的な花粉症の有病率の調査によると、アレルギー性鼻炎全体の有病率は39.4%、スギ花粉の花粉症の有病率は26.5%でした。
その後10年以上のが経過し、花粉症に悩む人の割合はさらに増加していると考えられます。
また最近では低年齢化が進み、10代以下でも約15%程度に花粉症がみられることがわかってきますした。

その背景には花粉の飛散量が増加の他にも、遺伝などの体質、ストレス、食生活、大気汚染、化学物質などが影響を与えていると考えられます。

日本には杉、ヒノキだけでなく、稲、ブタクサ、ヨモギ、ブナ、ケヤキなどアレルギーの原因となる花粉が50種類あると言われており、人によってアレルギーを起こす花粉が異なるため、原因となる花粉が飛ぶ時期だけに症状が現れる場合もあれば、複数の花粉に対してアレルギーを持っており、1年中花粉症の症状に悩む場合もあります。

突然花粉症を発症するということもありますので、今まで何ともなかった人も体調管理するなどして予防しておく必要があります。

花粉症の症状

免疫システムの働きが過剰になるアレルギー反応が起こり、花粉などの異物を体から排除しようとするため

  • くしゃみ
  • 鼻水鼻詰まり
  • 目のかゆみ
  • 目の充血
  • 涙が止まらない
  • 咽のかゆみ
  • 皮膚のかゆみ
  • 全身の倦怠感
  • 熱っぽさ

などの症状が現れます。

花粉症の原因

花粉症の原因、スギ花粉

原因物質(アレルゲン)である花粉が、一度鼻や目の粘膜に付着すると、花粉と戦うための抗体が作られマスト細胞という細胞に結合します。
その後再び花粉が鼻や目に付着しマスト細胞と反応すると、ヒスタミン、ロイコトリエン、トロンボキサン、PAFなどの物質が放出されます。

これらの物質が、鼻や目の粘膜の血管や神経を刺激し、目のかゆみや、涙、くしゃみ、鼻水などのアレルギー反応を引き起こします。

また、外的な要因としては植林されたスギやヒノキが成木となり花粉の飛散量が増加していること、現代人の食生活の変化自律神経の働きを乱す不規則な生活習慣、
排気ガス、日常生活の中にあふれる化学物質などの影響も大きいとされています。

花粉症の治療と予防

花粉症の治療には、一般的にヒスタミン薬、ロイコトリエン拮抗薬、ステロイド剤などの薬が症状に応じて処方されます。

花粉症であっても花粉との接触がなければアレルギー反応は起こりません。
そのため、できるだけ花粉が体内に入らないように予防することが非常に大切になります。

  • 外出時にはマスク、メガネのの着用
  • 花粉の付着しにくい服装で外出し、帰宅後は衣服を払い花粉を家に持ち込まない
  • 洗顔、手洗い、洗髪、うがい、可能であれば目の中や、鼻の奥の洗浄を行う
  • 洗濯物や寝はを室内で乾燥させ、花粉の付着を防ぐ
  • 部屋の掃除、空気清浄機などで花粉の飛散量を抑える
  • 規則正し生活、バランスの良い食事、ストレスの緩和など自律神経を整える

など普段の生活の中でできることから行ってみて下さい。

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花粉症