日本人の3人に1人が慢性的な頭痛に悩まされています。
頭痛は2種類に分類され、くも膜下出血や脳梗塞などの危険な病気が原因で起こる頭痛を「二次性頭痛」、原因となる病気がなくても起こる頭痛を「一次性頭痛」といいます。
一次性頭痛の中で半分の割合を占めるのが緊張型頭痛です。
世界人口での有病率は38%といわれており、多くの方一度は経験したことがある頭痛はほとんどの場合これにあたります。
緊張型頭痛は中高年に多く、また比較的女性に多いと言われています。
症状は首や後頭部の両側にかけ、重く締め付けるような痛みがありますが、偏頭痛と比べると軽い症状であることがほとんどです。
スマートフォンの見過ぎや、デスクワーク、精神的ストレスなどにより首肩の筋肉がこることが原因で、肩こりや吐き気を伴うこともあります。
たかが頭痛と放っておくと慢性化し重症化していきます。
また、薬を常用するようになるとさらに重い頭痛になることがあるため、できるだけ早めに解消しておく必要があります。
筋緊張型頭痛の症状
筋緊張型頭痛は1ヶ月に1日未満の頻度であれば稀発反復性緊張型頭痛、3ヶ月を超えて1ヶ月に15日以上の頻度であれば慢性緊張型頭痛に分類され、以下のような症状がみられます。
- 30分~数日続く痛み
- 動作に関係なく痛み、拍動性ではない痛み
- 多くは後頭部から側頭部にかけての痛み(多くは両側)
- 頭頂部、前頭部、こめかみや目の奥の痛み
- 何かに締め付けられるような痛み
- 鈍く重いような痛み
- 首肩のこり
- 吐き気
- 眼精疲労
・頭痛が片側のみに現われる・拍動するようにズキズキ痛む・体の動きに伴い痛む・頭痛になる前にキラキラしたものが見える・生理に伴い頭痛になる・日常生活に支障がでるような頭痛があるなどの症状の場合、偏頭痛が疑われます。
そのような場合は偏頭痛のページも併せてご覧下さい。
- 突然の強烈な痛み
- だんだん痛みが強くなる
- 手足の麻痺
- ろれつが回らない
- 発熱を伴った頭痛
- 意識障害を伴う
- 視力障害がある
- めまい、ふらつきがある
- 嘔吐、吐き気
筋緊張型頭痛の原因
パソコン、スマートフォン、デスクワーク、細かい作業など長時間の悪姿勢や眼精疲労、また人間関係や仕事など精神的なストレスも原因となります。
これらにより首や肩の筋肉がこり、頭の表面を走行する神経や血管が圧迫されるため頭痛が起こります。
筋緊張型頭痛の一般的な対処法
■病院での対処法
主に鎮痛薬による対症療法が一般的です。
その他、温熱療法、電機療法、患部周辺のマッサージ、頭痛体操などの理学療法がおこなわれます。
反復性緊張型頭痛や、慢性緊張型頭痛では抗うつ薬などの予防薬の内服理学療法などが推奨されています。
※『痛くなる前に市販の鎮痛薬を飲んでしまう。』ということが慢性的な頭痛持ちの方に良くみられます。
しかし、鎮痛薬の飲みすぎは、薬物乱用頭痛になりさらに頭痛が悪化することがあるため、鎮痛薬をむやみに飲んではいけません。
鎮痛薬は週に1~2日程度にとどめる必要があります。
■整体、整骨院などの対処法
温熱療法、電気治療、患部周辺のマッサージなどの対症療法が一般的です。
■頭痛のセルフケア
ご自分でできる筋緊張型頭痛の対処法は、ストレッチ、体操、ウォーキング、水泳などで、毎日溜まる首肩の疲れをなるべく解消することです。
また、日常の作業姿勢の改善、心身のストレスを減らすような環境作りも必用です。
その後、筋トレなどでこりにくい体を作ることで筋緊張型頭痛を予防することができます。





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